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5.高柳君は江湖雑誌を読み始める。文界に立って、ある物になりたい、なりたいがなれない、なれないのではない、金がない、時がない、世間が寄ってたかって己れを苦しめる、残念だ無念だとばかり思っていた高柳君、「解脱と拘泥 憂世子」という論説を読んで心打たれる。
6.高柳君は道也先生を訪問する。心の内は昔しの関係を残りなく打ち開けて、一刻も早く同類相憐むの間柄になりたいと思っていながら、切り出すことができない。いっそ出直そうと思ってると道也先生が談話のきっかけを作る。二人が目指す文学の道について話が進む。



